緊急事態宣言への対応についての会頭コメント
2021年1月8日
会員の皆様・市内事業者の皆様へ
川越商工会議所
会頭 立原雅夫
平素より、川越商工会議所の諸活動にご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
昨年1月に日本で初めての新型コロナウイルス感染者が報告されてから、早くも1年が経とうとしています。この感染症との闘いの最前線で懸命にご尽力いただいている医療や保健に従事する関係者の皆様に深く敬意と感謝の意を表します。また、コロナ禍にあっても、必死に経営努力を続けておられる会員の皆様・市内事業者の皆様にも深く敬意を表します。
さて、1月8日に政府による「緊急事態宣言」が一都三県に発出されました。再び新型コロナウイルス感染拡大が懸念される状況下で、やむを得ないことと考えますが、長きに渡る経済社会活動の自粛や制約により、地域経済は極めて厳しい状況となっています。今回の緊急事態宣言により、さらに状況は悪化するものと推測され、廃業や倒産に追い込まれる事業者が増えることが危惧されます。
このように先行きが不透明な情勢ではありますが、川越商工会議所は会員・地域の事業者の皆様と一丸となり地域経済の発展ため、全力を尽くしてまいる所存です。
弊所内には、引き続き「新型コロナウイルス対応に係る経営相談窓口」を設置し、経営の資金繰り、給付金や補助金の申請支援、従業員の雇用維持等の相談を受け付けております。今後、夜間相談窓口・休日相談窓口の開設など、より相談しやすい体制の構築も進めてまいります。
また、コロナ禍においても新製品やサービスの開発、業態転換や経営革新等に挑戦する経営者を後押しするため、経営指導員による伴走型支援も充実させてまいります。
地域の活性化に向けては、政府や行政の施策も活用しながら、川越の街に活気が戻ってくるよう様々な事業を企画してまいります。
事業者の皆様には、大変な状況が続きますが、何かお困りごとがございましたら、是非商工会議所をご活用下さいますようお願い申し上げます。