東京2020大会開幕にあたっての会頭コメント
川越商工会議所は、東京2020大会ゴルフ競技会場が川越市内の霞ヶ関カンツリー倶楽部に決定してから、開催地の経済団体として、行政、市民、事業者の皆さまとともに大会成功に向け様々な活動を行って参りました。具体的な事業には、過去4回の「オリンピックコンサートin川越」の開催、日本で初めて実現した商店街へのオリンピックフラッグの掲出、また市内で行われた聖火リレーにも参加させて頂きました。
さらに、東京2020大会の3つの基本コンセプトの1つ「多様性と調和」については、外国の方がお越しになられた際のおもてなしに使っていただけるツール、障がい等をお持ちの方々に対する「声かけサポート運動」、「サポートマニュアル」等の普及による、おもてなしあふれる街づくりへの支援を通じて、「川越の魅力を世界に発信していこう!」と取り組んで参りました。
残念ながら現在は外国からお越しいただくことが難しい状況ですが、この大会を通じて、「KAWAGOE」が世界に発信される事を期待しております。
スポーツは感動を分かち合うだけでなく、団結力や他人を思いやる心を養う大切な文化であると考えます。次代を担う子どもたちが、この東京2020大会を通じてスポーツの真価や自国の他、世界各国の文化を学び、将来の地域の担い手として輝いていくことに繋がれば、開催地の経済団体として大変喜ばしく思います。
我々の取り組みはコロナの影響により断念せざるを得なかったものもありますが、これまでの挑戦は必ず生かされるものと確信しております。
いよいよ東京2020大会が開催されます。アスリートの皆様の活躍を期待するとともに、安心安全な大会として無事終了することを心より祈念いたします。
2021年7月23日
川越商工会議所
会頭 立原 雅夫